石仏談話室 6月1日(土):テーマ「北総の愛染明王塔と二十六夜塔」「大工さんの観音様」←終了しました。
どなたでも参加できます。
事前の申し込みは不要です。直接会場にお越しください。
・日時:2024年6月1日(土) 13時~17時(2講座)
・場所:明治大学駿河台校舎研究棟4F第2会議室での開催となります。
※会場は、明治大学 駿河台校舎(御茶ノ水駅)です。ご注意ください。
アクセス:地下鉄新御茶ノ水駅下車徒歩約5分 JR御茶ノ水駅下車徒歩約3分
東京メトロ丸の内線 御茶ノ水駅 下車徒歩約5分
東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅 下車徒歩約5分
都営地下鉄三田線・新宿線・東京メトロ半蔵門線 神保町駅 下車徒歩約5分
▼会場の場所(会議室までの行き方について、下記を参照ください):
明治大学駿河台校舎研究棟4F第2会議室での開催になります(リバティータワー入口から3階に行き、連絡通路を通ると研究棟4階に着きます)
・参加費:会員)1,000円 非会員)1,500円 ※学生の方は、500円
(1)「北総の愛染明王塔と二十六夜塔」 講師:蕨 由美氏
愛染明王塔は、その特徴ある像容とともに、二十六夜待の本尊、また様々な生業の神として人々に信仰された興味深い石塔です。今回は北総に分布する愛染明王像塔・二十六夜塔についてその姿を紹介するとともに、人々が愛染明王に何を祈ったのかを考えてみます。
(2)「大工さんの観音様」 講師:細田 秀明氏
昔からの石材産地宇都宮市大谷地区にある4組10体の「大谷磨崖仏」は、国の重要文化財に指定され、そのうちの千手観音(通称大谷観音)は古刹大谷寺の本尊ともなっています。今回お話ししたい「大谷平和観音」は、大谷寺のすぐそばの大谷石の岩山に直接彫られた、高さ27メートルの観音像です。第二次世界大戦後の戦死者を弔うために、戦後間もない1948年から6年の歳月をかけて作られたものです。宇都宮市の観光スポットとして人気のこの平和観音ですが、造立にまつわるあまり知られていないエピソードをご紹介します。
■今後の石仏談話室の予定■
門田春雄氏「大日如来石仏」
中村達雄氏「伊豆諸島の神社――三嶋神と薬師信仰」
〇 第325回 令和6年9月7日(土)
的場博氏「『一遍聖絵』に観る石塔のある風景」
村上昭彦氏「血流地蔵フィールドノート」
〇 第326回 令和6年10月5日(土)
宇多村一雄氏「石仏よもやま話」
中森勝之氏「迷子しるべ石標考」
〇 第327回 令和6年11月2日(土)
小泉俊春氏「石工雑感」
門間 勇氏「踊る三猿を彫った石工・長島亀五郎」
〇 第328回 令和6年12月14日(土)
高家 理氏「吉六狛犬修復プロジェクト
~現代の石工の仕事~」
フリートーキング
◆現在、御茶ノ水・明治大学研究棟を会場とする予定でおりますが、会場の都合等により、開催中止または日程の変更をする場合があります。その際は、ホームページにてお知らせしますので、事前にご確認をお願いいたします。
石仏談話室では、ご自身の調査研究を発表したいという方の募集をしております。ご希望の方は、発表テーマと 概要をはがき一枚にまとめ、会長あて郵送、またはメー ルしてください。常任理事会で審議の上、発表の可否に ついてご連絡申し上げます。