第336回石仏談話室 令和7年10月11日(土)駿河台校舎 ←終了しました

・佐久間かおる氏「天狗像が彫られた道祖神塔 ―町田市成瀬の天狗型道祖神の紹介―」
・大澤伸啓氏 「『日本石造文化事典』における庭園掲載の意義」

・日時:2025年10月11日(土) 13時~17時(2講座)

・場所:明治大学駿河台校舎研究棟 4階 第2会議室での開催となります。
※会場は、明治大学 駿河台校舎(御茶ノ水駅)です。ご注意ください。
アクセス:地下鉄新御茶ノ水駅下車徒歩約5分 JR御茶ノ水駅下車徒歩約3分
     東京メトロ丸の内線 御茶ノ水駅 下車徒歩約5分
     東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅 下車徒歩約5分
     都営地下鉄三田線・新宿線・東京メトロ半蔵門線 神保町駅 下車徒歩約5分
▼会場の場所(会議室までの行き方について、下記を参照ください):明治大学駿河台校舎研究棟2F第9会議室での開催になります(リバティータワー入口から3階に行き、連絡通路を通ると研究棟4階に着きます)

・参加費:会員)1,000円 非会員)1,500円  ※学生の方は、500円

「天狗像が彫られた道祖神塔 ―町田市成瀬の天狗型道祖神の紹介―」

講師:佐久間かおる氏(町田市教育委員会 学芸員)

町田市教育委員会は、町田市成瀬地区に所在する全国的にも珍しい3基の天狗型道祖神を、地域の歴史や文化を理解する上で貴重なものとして、2024年度に町田市登録有形民俗文化財に登録しました。本報告では、町田市内における道祖神の分布やその特徴を踏まえ、今回登録された天狗型道祖神について紹介します。


 「『日本石造文化事典』における庭園掲載の意義」

講師:大澤伸啓氏(足利学校研究員・学芸員・日本庭園学会前会長)

日本庭園で思い浮かぶのは、桜やもみじ、松などの樹木かと思う。が、石が果たしている役割は極めて大きい。洲浜に敷く玉石、底面や護岸の石、景石や滝石組、燈籠や手水鉢、石像物等の構造物など、庭園は多くの石を使った石造文化なのである。本講演では日本庭園における石の利用状況を時代ごとに紹介し、庭園を見る際の視点を示したい。