第47回 石仏公開講座 参加申込み開始します!

2026年9月5日(土)明治大学駿河台(御茶ノ水)キャンパスにて

日本石仏協会創立50周年記念プレ企画③石仏公開講座 石仏・石造物研究の最先端Ⅱ


🔔日時: 令和8年9月5日(土) 9時受付開始 9時30分開講
🔔会場: 明治大学駿河台校舎 リバティタワー11階 1113教室(千代田区神田駿河台1-1)アクセス詳細はこちら
🔔講座内容:
 開 場 09:00 挨拶 09:30~09:35 趣旨説明 09:35~09:45
 第1講 09:45~11:15 「石塔研究の最先端」本間岳人氏(立正大学准教授)
 第2講 11:30~13:00 「庚申塔研究の最先端」石神裕之氏(京都芸術大学教授)
 第3講 13:45~15:15 「磨崖仏研究の最先端」神田雅章氏(龍谷大学教授)
 第4講 15:30~17:00 「石材分析・石材研究の最先端」朽津信明氏(東京文化財研究所シニアフェロー)

 終了後に懇親会を予定しています。17時30分~明治大学アカデミーコモン1階「カフェパンセ」にて。


🔔参加費 :会員 3,000円 非会員 4,000円 学生はそれぞれの半額 懇親会 4,000円
🔔定員:公開講座先着80名、懇親会先着50名 (申し込み先着順。定員になり次第受付を終了します)
🔔申込み・問合せ:申し込みフォームからお申し込みください。
  メールの場合は①お名前、②メールアドレス、③ご用件(住所、電話番号、公開講座参加希望、懇親会参加希望の旨)を明記してお申し込みください。その上で、8月28日(金)までに下記の口座へ参加費をお振込み願います。
郵便振替口座 00180-1-53214 日本石仏協会

講師と講座概要

第1講

石塔研究の最先端 ―3Dによる調査・研究の革新―

本間岳人氏(立正大学准教授)

石塔の調査・研究は長らく拓本や実測に拠ってきたが、近年3D計測技術の導入が急速に進んでいる。本講では、デジタル写真計測法であるフォトグラメトリによる精細な3Dデータの取得手法から、銘文の可視化やデータ利活用までの実践的な取り組みのいくつかを紹介し、最新技術が石塔研究にもたらす革新と今後の課題について触れることにしたい。

第2講

庚申塔研究の最先端 ―考古学的視座を軸として―

石神裕之氏(京都芸術大学教授)

庚申塔は古くより関心を持たれ、資料的な蓄積は極めて分厚い。また民俗学や石造美術史の視点から研究が進められてきたものの、歴史研究における役割については、未だ十分に議論が深められてはいない。本講では、考古学的視座を軸として、庚申塔は歴史研究に如何なる貢献を果たすことができるのか、再考する機会としたい。

第3講

磨崖仏研究の最先端 ―美術史学の視点から―

神田雅章氏(龍谷大学教授)

磨崖仏の調査研究は、保存整備事業を契機に進展することが多く、発掘調査や三次元計測などの成果が蓄積されてきた。しかしながら尊名や制作年代について諸説あり、未だ評価が定まらない作例は少なくない。本講では、美術史学の立場から、磨崖仏研究の歴史と現状を紹介し、個々の作例を含め、検討されるべき課題について考える。

第4講

石材分析・石材研究の最先端 ―新しい石造物調査法の動向―

朽津信明氏(東京文化財研究所シニアフェロー)

石造物を調査することは、そこに込められた歴史の解明に寄与するとともに、その石造物の保存にも繋がり、ひいては現代に生きる人々や将来の我々の子孫たちにも貢献可能な行為である。本発表では、石造物解明のための調査法、石造物を保存するための調査法を紹介するとともに、今後の発展が期待される新しい石造物調査の方向性についても考える。

夏の公開講座について 

  • 開催趣旨

近年、石造物研究では研究内容の細分化が著しく、全体像を把握しながら研究を進めることが困難になりつつあります。本講座では昨年に引き続きこうした現状を踏まえ、各分野の第一人者に当該研究の概要をご提示頂き、研究史では何が課題となっているのか解説して頂きます。

  • 石仏公開講座の歴史

石仏公開講座は、日本石仏協会創会の3年目に「夏期石仏講座」として始まり、コロナ禍で中止した以外は毎年実施して参りました。第1回は、初代会長大護八郎氏をはじめ、服部清道氏、望月友善氏、小花波平六氏、佐藤宗太郎氏ら、当該研究を牽引された講師陣による豪華なプログラムでした。本年はそれに倣い、上記統一テーマのもと、活動半世紀の記念事業に相応しい各分野の先生方にご依頼し、現在の研究動向を踏まえたご講演をして頂く予定です。 

会長 川野明正

大護八郎初代会長
昨年の石仏公開講座
会場