石仏談話室 9月7日(土):テーマ 「『一遍聖絵』に観る石塔のある風景」 「血流地蔵フィールドノート」←終了しました。

どなたでも参加できます。事前の申し込みは不要です。直接会場にお越しください

・日時:2024年9月7日(土) 13時~17時(2講座)
・場所:明治大学和泉校舎(明大前駅)※明大前駅(和泉校舎)での開催となります。ご注意ください。
アクセス:京王線/井の頭線 明大前駅。下車徒歩約5分。

明治大学和泉校舎の正門を入り、正面第一校舎右脇を進み、右手奥の
建物が研究棟となります。
https://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/izumi/access.html
・参加費:会員)1,000円 非会員)1,500円  ※学生の方は、500円

(1)「『一遍聖絵』に観る石塔のある風景」 講師:的場 博氏

数ある中世絵巻物の中で、「一遍聖絵」のビジュアル的魅力は抜きん出ていると言えるでしょう。一遍上人自身の姿はもとより、鎌倉後期の様々な階層の人々の生活、都市、寺社、名所の描写の豊かさに驚かされます。特に、石塔まで風景へ描き込む緻密さは他に例をみません。皆様とご一緒に、「石塔のある一遍聖絵の世界」へ飛び込み、読み解いてみましょう。

(2)「血流地蔵フィールドノート」 講師:村上 昭彦氏

成田街道新木戸交差点の『血流地蔵道』道標。今でこそ補修復元され、説明板も建てられているが、当初は上半分だけ、下半分は土中に埋もれていたことはすっかり忘れられてしまっている。そこで下半分を掘削工事で掘り起こし、アンカーボルトにて補修復元設置、説明板が設置されるまでの工程を時系列で紹介する。

今後の石仏談話室の予定

〇 第326回 令和6年10月5日(土)
   宇多村一雄氏「石の造形物をめぐって最近考えたこと ―トルコ・ギョべクリテぺ遺跡、キルギス・プナラの塔の石像を中心にー」
   中森勝之氏「迷子しるべ石標考」

〇 第327回 令和6年11月2日(土)
   小泉俊春氏「石工の現在 ―道具・技術をめぐってー」
   門間 勇氏「踊る三猿を彫った石工・長島亀五郎」

〇 第328回 令和6年12月14日(土)
   高家 理氏「吉六狛犬修復プロジェクト
          ~現代の石工の仕事~」
   フリートーキング

石仏談話室では、ご自身の調査研究を発表したいという方の募集をしております。ご希望の方は、発表テーマと 概要をはがき一枚にまとめ、会長あて郵送、またはメー ルしてください。常任理事会で審議の上、発表の可否に ついてご連絡申し上げます。