第340回石仏談話室 令和8年3月7日(土) 明治大学和泉校舎←終了しました

(1)川野明正氏「台湾・東南アジア華人社会の虎の神様〈虎爺〉」

台湾から東南アジアの中国廟の虎神「虎爺」は、中国南部・台湾や東南アジアの華人社会で広く祭祀される。神壇の下の神使であるが、「小人」と呼ばれる精怪の害を祓う神ともなっており、各地の虎爺信仰の様相を概説する。
図1.台湾新港の虎爺 図2.クアラルンプール仙四師爺宮の虎爺 図3.クアラルンプール仙四師爺宮の凶神祓いの「吉紙」

(2)「写し巡礼地―ミニチュア霊場空間の魅力と保全」
講師: 近藤隆二郎氏(元滋賀県立大学環境科学部教授)

四国八十八ヶ所や西国三十三ヶ所を身近な場に代替する写し巡礼地は国内外に多数存在します。とくに石仏を並べてつくるミニチュア霊場を30年以上追いかけています。北播磨・和歌山・江戸・大和郡山、そしてハワイに写された事例を対象として、宗教民俗の視点はもとより、造園学・社会学・環境学などの観点から分析してきました。日本の巡礼史・空間史において魅力的な対象である写し巡礼地を紹介し、その保全と再創を問いかけます。どうぞお楽しみに。
※近藤隆二郎氏については「今週の石仏リンク23」「今週の石仏リンク24」でご紹介させていただいています。

今後の石仏談話室の予定

〇第341回 令和8年4月11日(土)和泉校舎
・山本菜摘氏「相模原市域の関東大震災関連石造物について」
・佐士原圭子氏「大分市の門人墓」


石仏談話室では、ご自身の調査研究を発表したいという方の募集をしております。ご希望の方は、発表テーマと 概要をはがき一枚にまとめ、会長あて郵送、またはメー ルしてください。常任理事会で審議の上、発表の可否に ついてご連絡申し上げます。


会場アクセス:京王線/井の頭線 明大前駅。下車徒歩約5分。

明治大学和泉校舎の正門を入り、正面第一校舎右脇を進み、右手奥の建物が研究棟となります。
https://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/izumi/access.html

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